心と心の会話を第一に
重度訪問介護開始
一般社団法人 未来への道標は、2022年1月に当事者のご家族と私で立川を拠点に設立した一般社団法人です。
社団の名前は、「未来への道標」と命名しました。
どんなお洒落な名前でもなく、私たちが、当事者本人、ご家族様の未来への道標になる羅針盤の役割を持ち、未来を一緒に探し続け代表からスタッフまでが、「水先案内人」として継続的に寄り添い、その人らしい未来をサポートし続ける事が未来への道標のミッションです。
その中でも重度の精神・発達・知的の方々やご家族は、日々、月々、年々と月日を重ねられて、途方に暮れる日々を送られている、どうしてあげていいのだろうと迷走されている現状を訪問先で伺い目にしてきました。
その想いを、専門性のある私たちが、「重度訪問介護」をやることにより、介護技術だけでなく、心と心でご本人とご家族とバランスよく信頼関係を積み上げていく事が重要な要素だと考えています。
暴れる。奇声をあげる。壁に穴をあける。
行動を問題視する。怖がる。それでは、必要なサポートをする事はできません。
彼ら彼女らには、「心」があります。どんな人間にもです。
その「本質的な心の中」を理解せずに介護をしたとしても、「貴方こないで・・・」となるのは当然です。
「貴方こないで・・・」と叫ぶ彼らの彼女らの本当の声を聴いていますか・・・
試されごとなんです・・・でも、それにも気づかないスタッフがいるのも事実です。
それを無視して`ビジネス`として、高齢者と同じやり方で通じると思っている事業所もあるのも事実です。
私たちは、そんな状況の中で、「ソーシャルビジネス」として取り組み、心と心の会話を第一に生まれた「重度訪問介護事業所」です。
彼ら彼女らが、自分らしく生きる為に一緒に歩きだします。
コツコツコツコツと海原を航海する為に出発進行。
2022年6月吉日
一般社団法人 未来への道標
代表理事 内川 昭彦